数ヶ月前のある日、不動産業を営む友人Eさんから一本の電話が・・・
「ちょっと見てもらいたい土地があるんだけど・・・気に入ってくれると思うんだけどな~」
そういえば以前、広さ、雰囲気、道路づき等少しばかりのイメージを伝え、土地探しの依頼をしていた事を思い出したのです。
目的は「スタディーハウス」用地。
「スタディーハウス」とは、2009年に初めて行われた、僕たちのプロジェクト(現在、羽島の家)で、
『その場所に相応しい箱(スケルトン)をFOMES designがスタディー(考える)し、その建物に暮らす人がインテリア(インフィル)をスタディー(考える)する』
というもの。
その第2弾となる土地の所有権の移転が、今日めでたく行われたのです。
ゆる~い空気の流れるのどかな雰囲気の中、普段めったにお目にかかれない、広い計画道路を含む3方道路に囲まれた好条件が気に入った土地なのだが、この土地との出会いによって僕たちが意外な方向へと導かれていく事になるのです。
しかしこの続きは長くなりそうなので、次回のお話とさせて頂きましょう。